大嫌いだった人が普通になった話

世の中には、色んな人がいるものだ。

なぜ、大嫌いだった人が普通になったのか考えてみた。

1ヶ月位前に、私はその人がまだ大嫌いだった。

私は必死に、話しかけるなオーラを発していた。

普通なら絶対わかるはずなのに、彼女は話しかけるな近寄るなオーラを全く感じないのかわからないが、近寄るどころか毎日の様に触ってきたりしてきて、もう限界だった。

こいつは普通じゃない。

何か他の手を考えなければ、、と焦って来ていた。


そんなとき、彼女が後ろから突然現れて私の肩を揉んできた。

うぅー、

申し訳ないが、嫌いなので気持ち悪くて鳥肌が立った。

だけど、邪険にするのも可哀想でしばらく我慢してたら、なんだか気持ち良くなったんだ。

思わず気持ちいいね、もっと続けてー!と本音が出た。そこは、いたいこらやめて!とか。

そしたら彼女、喜んでしてくれるんだよね。他にも頼んだことはやってくれるし、私が嫌味を言っても冗談としか取らなくて、段々と私も本音で接するようになって。めちゃめちゃらくになったんだ。

触られてやなときは、やめろ〜とか。でも冗談ぽくね。


私も嫌なこと言われたら、イヤだといい、良いと思ったら本気で褒める。意見が違って半分ケンカになることもある。だけど、なんか後を引かない。


あの嫌で嫌で仕方なかったのは、なんだったんだろう。


本音で付き合うと、離れて行く人がほとんどだと思っていた。


私が間違っていた。

本音で話して、離れて行く人は自分にとってそれまでの人。

それでも離れない人と付き合えばいい。とてもラクだ。その指針にすればいい。


マジで大嫌いな人が普通位になった。


まだなんか生理的に受け付けないんだ、ベタベタ触ってくるのが。


だけど、彼女は職場の先輩なので仕事が凄くラクになった。


本音で人と向き合うのっていい。

彼女から教えて貰った気がする。